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MMデンタルクリニック スタッフ日誌
みなとみらいにあるMMデンタルクリニックのスタッフの、日々のつぶやき
 梅雨もそろそろ明けようとしています。来週には夏日となる事が予想されています。温暖化等の問題はあるものの、季節は毎年移り変わっていきます。歯科医療もこの10年間で大きく変化し、さらに変わろうとしています。

 従来のカリエス、欠損修復中心の医療から予防と長期展望による歯科医療へと大きく変わろうとしています。すなわち、対症療法の治療から予防を第一の目標にした医療への変化が求められています。
これは、スカンジナビア諸国で大きく方向転換して成功した事例を指針として各国で進められていますが、成果はまだまだと言えるでしょう。しかし、日本国内においても、若年層においてカリエス、欠損を有する割合は劇的に減少しています。

将来的にはさらに、歯を失う患者様は減少していくと考えられます。結局、予防政策前の欠損を多数有する高齢層と欠損の少ない若年層という二極化が進むものと思います。

 そのため、治療も二極化していきます。欠損の少ない若いグループはリスクも少なく、審美性を求める少数歯の治療が高い割合を示すでしょうし、高齢のグループは機能と優先として義歯等をインプラントなどでより安定させる方向に進むでしょう。しかし、高齢の方々は全身的リスクも上昇し、新しい治療に対しても消極的である場合が多いと言えます。それから考えると、地域にもよりますが将来の歯科治療は1本の歯に対して込める力が大きくなるでしょう。

結果として、従来のように歯を失った場合に隣の歯をどんどん削ってブリッジを入れたり、残せる歯を安易に抜歯してインプラントに早期に移行するという傾向は是正されます。

インプラント治療も従来の多くの歯を失ってからのインプラント治療から1本の歯を失った時点でのインプラント治療へとシフトしていくと思います。結果、現在インプラントを入れるために健康な歯を抜歯するオプションを選択された患者様は将来、後悔することも多くなるでしょう。

 永久歯は一度失うと帰ってはきません。
インプラントは予知性の高いすばらしい治療法であるものの、ご自身の歯よりも優れたもの、また貴重なものではありえません。

我々もより長期的展望から患者様の口腔の健康を守っていくべく、努力してまいります。  
                       理事長 勝山 英明
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